山田桂月堂の赤飯まんじゅうを羽二重旦那がつくり続ける大事な2つの理由

山田桂月堂 店舗外観

今日は久しぶりに山田桂月堂のオススメ商品をご紹介しますね、よろしくお付き合い願います。

秋田の赤飯はてんこ小豆(黒ささげ)を使用しています

同じ赤飯の名称でも、全国各地で使う豆や製法が違います(全国の赤飯については、後日紹介しますね)。「ささげ」を使用するのが一般的かと思いますが、秋田県の大半は「てんこ小豆(黒ささげ)」をしようしております。

豆が黒く、その煮汁の一部を使用してもち米を水に浸すため、秋田の赤飯は他の地方より黒っぽいのが特徴です。蒸しあがった秋田の赤飯の写真がこちらです。

赤飯

こちらの赤飯を使用して、山田桂月堂では赤飯まんじゅうを製造しております。

山田桂月堂の赤飯まんじゅう今年で60周年

山田桂月堂で赤飯まんじゅうを販売したきっかけは、大館駅前大火です、昭和30年5月、この辺一帯は焼け野原となりました。その大火からの復興を祈願して、2代目店主の私の祖父が製造、販売を始めて、今年で丁度60年となります。

甘めの赤飯を使用してます。

山田桂月堂の赤飯まんじゅうの特徴は、甘めの赤飯を使用している所です。お客様から赤飯の注文も受け、その際は赤飯に砂糖は入れませんが、赤飯まんじゅうの赤飯は砂糖を使用した甘めの味付けとしております。

赤飯まんじゅうの写真がこちらです。

赤飯饅頭

私、羽二重旦那は小さい頃から赤飯まんじゅう用の甘めの赤飯が好きでした。この赤飯をたまに食べたい、それが1つ目の理由。

そして2つ目の理由は、赤飯まんじゅうにかけた祖父の想い・・ 大火という苦い記憶でも、決して目をそらさず次世代に伝えていこうと考えたのではないでしょうか。

祖父の想い、そして赤飯まんじゅうを愛してくださるお客様のためにも、山田桂月堂が続くかぎり、赤飯まんじゅうの販売はやめられない。そう感じた、山田桂月堂の羽二重旦那でした。

 

 


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