山田桂月堂のハチ公達も羽二重旦那のオススメです(ハチ公諸越前編)

ミニハチ公もろこし

昨日4月8日は忠犬ハチ公の日、という事で我らがハチ様をご紹介しましたが、ハチ様つながりで山田桂月堂のハチ公商品も紹介しなくては、と思い立ってしまい、まずはハチ公諸越を紹介させて頂きたいと思います。 本日もよろしくお付き合い願います。

佐竹氏も絶賛、諸々(もろもろ)の菓子を越えたる風味

私羽二重旦那の見解では、秋田県民の大半は諸越というお菓子の存在は知っているのではないかと思います。私にとっては特に幼い頃から慣れ親しんでいるソウルフード的なお菓子ですが、皆様はいかがなのでしょうか?

諸越とは、簡単に説明すれば小豆の粉の落雁なのですが、一般的な落雁はもち米の粉を使用するので全国的にも珍しい落雁に分類されます。

諸説ありますが・・・その昔、秋田を治めていた佐竹氏にこの小豆の落雁を献上したところ、「諸々(もろもろ)の菓子を越えたる風味」と絶賛、、、そこから諸々の菓子を越えるという意味で「諸越」と名付けられたとも言われております。

羽二重旦那も落雁には縁があります!!

落雁も諸越も原料の違いはあっても製造工程はほぼ一緒です。砂糖と粉(小豆粉やもち米粉)をまぜた物を木型に押し込めます。

ハチ公もろこし型打ち

思えばこんな作業を修行時代から繰り返してきました。以前のブログ自己紹介編でも紹介しましたが、私羽二重旦那の最初の修行先が金沢の”株式会社落雁諸江屋”でした。屋号に落雁とあるように落雁がメインの菓子屋でしたので、ほぼ毎日落雁作りは行っておりました。この経験が今にいかされております。

羽二重旦那の自己紹介金沢編はこちらから

諸越作りも落雁同様、単調作業なので、時折心が折れそうになるのですが、折れないでいられるのは修行の賜物であると感じます。

ハチ公様からかなり横道にそれてしまった今日の羽二重旦那の日記ですので、明日仕切り直したいと思います。

ブログを初めて数ヶ月ですが、いまだにコンパクトに話をまとめられない、そう感じる山田桂月堂の羽二重旦那でした。

 

 

 


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