今日の羽二重旦那の日記も横道にそれながらの、山田桂月堂のハチ公諸越の紹介になります。横道にそれる、と宣言してしまいましたが、私にとって「諸越」は幼い頃から慣れ親しんだ”ソウルフード”のような物ですのでお許し下さいませ、、、本日もよろしくお付き合い願います。
羽二重旦那第2の修行先”菓子舗榮太楼”にも「諸越」の逸品あり!!
ハチ公諸越の紹介なのですが、諸越の紹介をすると、どうしても修行時代の記憶が駆け巡ってしまいます。昨日は金沢のお話もさせて頂きましたが、私羽二重旦那の第2修行先、秋田市の”菓子舗榮太楼”では天皇陛下に献上した「御幸乃華」という諸越がございます。
恐れ多いのですが、あえて言わせて頂きます・・・「御幸乃華」もモチロン羽二重旦那のオススメです。。。
ちなみに羽二重旦那の自己紹介秋田編はこちらから
羽二重旦那のオススメの諸越は昔ながらの手打ちです!!
修行先の菓子舗榮太楼、山田桂月堂で諸越作りにおいて共通しているのは、手作りという所です。前述した通り、諸越は私羽二重旦那にとってソウルフードでありますので、こだわりはあります。それは、「手打ちの諸越じゃないと、諸々のお菓子は越えないでしょ!!」・・ そこなのです。機械生産の諸越はかた過ぎて私は美味しく感じません。
一定の力で押し固める機械生産の諸越は、確かにくずれにくく綺麗に出来上がっておりますが、口どけに差がでます。
「手作り=人の心」があって初めて美味しく、長く心に残るお菓子が出来るのではないか? 諸越というお菓子を通じてそう感じてしまうのです。
かなり寄り道しましたが、山田桂月堂のハチ公諸越の紹介に移ります。
型打ちした諸越は専用の乾燥庫で乾燥させます。
乾燥後に焼き色を付けるのが秋田諸越の代表格ではないかと思います。ハチ公諸越も表面を焼きます。
ハチ公物語が記されております
山田桂月堂のハチ公諸越の箱には忠犬ハチ公物語が記されております。このパッケージは親類がデザインした、紛れもなくmade in山田桂月堂なのです。その箱がこちらです。
諸越のハチ公様たち
このハチ様の大群を箱詰めして、山田桂月堂のハチ公諸越めでたく完成です。
諸々のお菓子を越える・・・そう言われるお菓子をいつかは作り上げたい、強く感じる山田桂月堂の羽二重旦那でした。
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