山田桂月堂の羽二重旦那 えだまめ羽二重餅(後編)

茹でた枝豆

今日の山田桂月堂羽二重旦那のオススメはえだまめ羽二重餅(後編)です。よろしくお付き合い願います。

五葉(ごよう)は寝て待て!!

枝豆を使用した羽二重餅を作ると決めた私は、まずは秋田で収穫される枝豆の品種を手当たり次第調べました。その中で、お菓子に使うならと思ったのが”あきた香り五葉”という品種でした。甘み、香りの部分で製菓用に最適の品種だとわたしは感じたのです。

しかしです、香り五葉の収穫は9月頃から、早い品種は7月頃から収穫が始まり、起動した工場で加工が始まったのです。案の定、加工品が出回ると周りの菓子店は枝豆のお菓子を続々と店頭に並べ始めました。遅れをとり羽二重旦那はあせり始めます。ここは妥協して、他品種を使用しようか? いや新商品は最初が肝心だ。そうだ! 果報(香り五葉)は寝て待てだ・・・とはやる気持ちを抑えました。

茹でた枝豆

自画自賛のえだまめ羽二重餅!!

9月下旬になり、ようやく香り五葉のペーストが出始めます。そこから試作を始めますが、構想期間が長かったせいか、何もかもがイメージ通りに出来ていきます。そして完成!! 初めて自分で自分を褒めてあげたい(何処かで聞いたフレーズですが)と自画自賛の羽二重旦那でした。

写真はこちら

えだまめ羽二重餅

昨年11月に発売したこの商品は、今までの1番人気の抹茶羽二重餅を凌ぐいきおいです。えだまめのまち大館の浸透を実感する近頃の山田桂月堂羽二重旦那です。


あわせて、
Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*