山田桂月堂の羽二重旦那年の瀬のお仕事

みかん製品

皆様、今年も残すところ今日を入れてあと3日となりましたね、1年過ぎるのが年々早く感じるのは気のせいでしょうか? まっ、そんな事はさておいて本日は羽二重旦那の年の瀬のお仕事を紹介します、よろしくお付き合い願います。

毎年ながら年の瀬は上生菓子作りに追われます

先日のブログでご紹介した通り、正月には和菓子店山田桂月堂は上生菓子を充実させないといけないので、年の瀬は上生菓子作りに追われます、今日もどら焼きを焼いた後、さっそく作り始めました。

まずは1品目めで鯛です。

めで鯛

つづいて山田桂月堂の正月の定番”みかん”をつくりました。

山田桂月堂のみかんは伝統となりつつあります

まちなかゼミナールのブログでもみかんの上生菓子をご紹介しましたが、この上生菓子は私羽二重旦那が山田桂月堂に帰ってきたときに、当時の工場長(義理の叔父)から伝授されたものを自分なりにアレンジしたものです。

伝授と言っても手取り足取り教えてもらった訳でもなく、義理の叔父の作っているのをみて目で盗んだと言った方が正確かもしれません、しかし山田桂月堂では何十年も製造しておりますので、すでに伝統の域になっているのでは、と感じます。工程を紹介しますね。

みかん実

まず実の部分を作ります、このなかに餡子が入っています。

みかん半製品

皮の部分で実を包み皮をむきます。

みかん製品

寒天を塗り、模様とへたをつけて完成です。このみかんの上生菓子がないと山田桂月堂の正月は迎えられません、お客様もとても喜んでくれます。

未完成(みかんせい)だった、みかんが完成して少し落ち着いた今日の羽二重旦那でした。

 

 


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