着物をきかえて帯しめて 今日はわたしもはれ姿~♪
明日はいよいよ雛祭りという事で、今日の羽二重旦那の日記は雛飾りの今昔について綴りたいと思います、本日もよろしくお付き合い願います。
おひな様は右か左どちらでしょう?
皆様、雛人形を飾る時おひな様は右にしますか、それとも左にしますか?
現代の日本では、多数の方が向かって右におひな様を置くに決まっているでしょ。 そんな答えが聞こえてきそうです。
こんな感じに飾る方が多いと思いますし、山田桂月堂でも今年は飾りませんが、飾る時にはおひな様を向かって右側に置きます。
山田桂月堂の雛デコなども同様です。
しかし、上の写真の様に昔はおひな様を向かって左側に置くのが主流だったようです。
京都は現在でも左雛!!
日本では古来「左が尊い」とされ、かつては向かって右が男びなだった。伝統を重んじる京都のひな飾りは昔ながらの飾り方を残している・・・ との事らしいです。
さすが京都、伝統をまもる意識は日本一のような気がします。
ではいつから置き方が変わったのか?
いつから変わったのでしょうか?
きっかけの一つが昭和天皇の即位の礼だという。「世界各国の要人が参列する中、右を上位とする国際儀礼に従って天皇が向かって左、皇后が右に並んだことで、その後のひな飾りも変わったといわれています」
一概には言えないかもしれませんが、このような説もあるとの事です。
雛祭りがこれから先、何百年と続いていけば今の常識が非常識になる日も来るのかもしれませんね。
明日はいよいよ雛祭り、桜餅を早朝から焼かなければいけませんので、いつもより早寝の山田桂月堂羽二重旦那でした。
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