年明けしたのが昨日の事のようですが、もうすぐ4月、すっかり春めいて来ましたね。山田桂月堂でも”道明寺桜餅”が始まると、本格的な春の訪れとなります。今日から始めた”道明寺桜餅”を羽二重旦那の日記にて紹介させて頂きますので、本日もよろしくお付き合い願います。
今日はクレープの日!!
毎月9、19、29日は『クレープの日』だという事を今日知った羽二重旦那でありますが、クレープといえば、関西人の中には関東風の”長命寺桜餅”を「何だこのクレープの様な和菓子は・・・」とおっしゃる方もいるようですね。関西では現在でも道明寺が独壇場なのではないでしょうか。
その反面、東京を中心とする関東や東北地方ではどちらの桜餅も現在では販売されております。関西の人よりも関東や東北の人達の方が、お菓子に関しては新しいものを受け入れるように感じるのは気のせいでしょうか。ちなみに私羽二重旦那も恥ずかしながら、この業界に入るまで道明寺の存在を知りませんでした。
山田桂月堂の道明寺桜餅は生タイプです
関西風の桜餅に使用する道明寺粉は、もち米を一度蒸して、乾燥させ、粗めに砕いたものですが、山田桂月堂では乾燥させない自家製生タイプの道明寺で桜餅を製造しております。厳密にいえば道明寺ではないのかも知れませんが、乾燥したものよりもっちりしているのが特長です。
山田桂月堂の道明寺、特製皮むき餡を包みます。
最後に塩漬けした桜葉をまいて出来上がりです。
うちの子供は道明寺の方が好きなようです。
美味しい物なら受け入れる、こんな東北人の気質も悪くはない、そう感じる山田桂月堂の羽二重旦那でした。
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