いよいよ今週末、大館のお菓子屋にとっての最大イベント「大館アメッコ市」が開催されます。今日の羽二重旦那の日記は山田桂月堂の一番人気のきなこ飴の紹介をしたいと思いますので、よろしくお付き合い願います。
きなこ飴は引かない飴です
以前のアメッコ市飴の紹介で、アメッコ市の飴は煮詰めた後、冷やしてから口どけを良くするために引いて空気を抱き込ませる、と紹介しましたが、きなこ飴は唯一引かない飴です。
上の写真の様に煮詰めたアメにきなこの粉を混ぜ合わせて作ります。
駄菓子のきなこ棒の様ですが、山田桂月堂のきなこ飴はアメッコになっております
駄菓子のきなこ棒はご存知でしょうか? 製法は一緒だと思いますし、実際にきなこ棒の様にやわらかめに作っている店も多いですが、山田桂月堂のきなこ飴はアメッコです、アメッコ市飴なのであえてかために調整しております。
お客様もやわらかいきなこ棒のような物を求める人も多いですが、そのような人達にも丁寧に説明します。「うちのきなこ飴は最初はかたいですが、口の中で柔らかくなって最後はキャラメル状になりますよ」と試食させると、しばらくしてから、戻って来て購入する。そんなお客様も多数おり、毎年100キロ作っておりますが、完売しております。
そんな山田桂月堂のきなこ飴も羽二重旦那のオススメです。
アメッコ市できなこ飴の食べ比べするのも楽しみの一つです。各店の違いや、想いが伝わるのではないか、そう感じた山田桂月堂の羽二重旦那でした。
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