山田桂月堂の羽二重旦那と高校生の枝豆共同開発商品(前編)

おはぎ風ずんたんぽ

きりたんぽと枝豆のコラボレーション、おはぎ風ずんだんぽ!!

先月の話になりますが、高校生から自分たちの考案したお菓子を制作してもらえないか、という依頼がありました。なんでも、大館の特産として最近名乗りをあげている枝豆を使い、スイーツを作り大館圏域産業祭で販売する。そんな企画でした。何班かに分かれて企画し、私の所に依頼があった商品は「おはぎ風ずんだんぽ」というものでした。おはぎ風のもち米であんこを包み、きりたんぽ状に長くして、上からずんだを”トッピング”といった物です。話を聞いた時点では、いいアイデアと思いました。

羽二重旦那が協力するなら、ものづくりの苦労を高校生に体験させたい

まず、何度も学校の先生などからアドバイスを受けながら試作したという、レシピを拝見させてもらうと・・・ちょっとお菓子として販売するには心配な点(加熱や糖度など)がいくつもあり、私の方でレシピをアレンジして試作する事にしました。数日後、試食させると、これを売りたいと高校生たちが目を輝かせながら私に訴えました。

嬉しい面もありましたが、2日間で200個を販売するという企画です、私のアレンジした物でも当日の朝、仕上げなければいけません。そもそもアイデアだけだして制作はプロに一任というのは、私は好みませんので、条件を出します。

2日間、朝7時からの仕上げ作業を手伝ってくれば制作します。と、隣町から通学している子達もいましたが、その子達のこたえは、ぜひ手伝わせてください、というものでした。そして2日間頑張ってくれました。

写真はこちら

おはぎ風ずんたんぽ

産業祭では彼、彼女らの頑張りではやくに完売しました。この話はもうちょっとありますので、前後編にさせていただきます。

<つづく>


あわせて、
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