同志の突然の死
今日11月8日同業仲間の葬儀に参列しました。脳出血、享年48歳でした、あまりに若すぎまた突然の訃報に悲しく、悔しい気持ちでいっぱいです。彼は私より学年で5つ上の先輩でした。出会いは10数年前、私が帰郷して同業者の集まりに初めて出席したときでした。年代が近いこともありすぐに仲良くなり、同業同士の悩みなど数々の相談をしたものでした。
お菓子づくりにおいても、酒の席ではいろんな議論を交わしました。想いを持ってお菓子作りに励んでる人達はそれぞれの価値観があると私は感じます。そのため酒が入ると、やはり自分の主張をしたいのです。そんな議論をうま~くまとめてくれる大館菓子業界の次世代のリーダー、そして先輩ではありますが、同じこころざしを持ったまさに同志、というべきそんな存在の方でした。
彼の想いをつなぐ・・・
つい先日まで、彼と一緒に取り組んでいたプロジェクト(共同開発商品)がありました。私たちの世代で、後世に残る大館銘菓をつくり上げようというものでした。残念ながら志なかばで彼はお亡くなりになりましたが、だからこそ、その商品を完成させ、彼のご子息に残したいと思うのです。これからの大館菓子業界を背負う筈だった彼の想いの為にも、まだまだ生き続けねば、そう感じた今日の山田桂月堂羽二重旦那でした。
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