大寒が過ぎて、山田桂月堂も桜餅の季節となりました

山田桂月堂 店舗外観

皆様、体調を崩しやすい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか? 昨日、1月21日は大寒(だいかん)次の二十四節気は立春となりますので、もうすぐ春と言いたい所ですが、秋田の冬はまだまだ長い・・・ ので、せめてお菓子で春を感じていただきたい、そんな訳で今日は春のお菓子の紹介をしたいと思います、本日もよろしくお付き合い願います。

秋田では長命寺桜餅が主流です

春を感じさせる代表的な和菓子、桜餅は日本全国で販売されているかと思いますが、そのかたちは大きく2つにわかれています。

関西発祥の道明寺、関東発祥の長命寺、簡単に説明すれば道明寺は蒸したつぶつぶ感のある餅、長命寺は小麦粉や餅粉を焼いて作る餅です。共通点は塩漬けした桜葉で餅を巻くのですが、製法や食感などの違いから名前は一緒でも全く違うお菓子となります。

秋田では長命寺桜餅が主流で、山田桂月堂は道明寺も作りますが、長命寺桜餅の販売が主力となります。(長命寺、道明寺桜餅の全国の分布は折を見て紹介しますね)

桜のはかなさと桜餅の美味しさの共通点

桜の花の美しさは、命の短さ(はかなさ)にあるのではないでしょうか? 咲いてはすぐに散ってゆく儚さに、日本人は古くから魅せられて来たのだと私は感じます。美味しい桜餅にも同じ事がいえるのです、量販店などで売っている賞味期限の長い桜餅よりも、まちのお菓子やさんで売っている今日明日中に食べなければいけないものの方が絶対に、(美しい=美味しい)はずだと私羽二重旦那は確信しております。

初桜餅

山田桂月堂の桜餅、もちろんオススメです。

まだまだ続く秋田の冬ですが、お菓子を通じて少しずつでも春を感じてもらいたい、そう願う山田桂月堂の羽二重旦那でした。

 


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