今日の羽二重旦那の日記は、山田桂月堂のオススメ商品”芋ドーナツ”を紹介します。本日もよろしくお付き合い願います。
季節限定品から通年販売に・・・
山田桂月堂の”芋ドーナツ”は、発売して今年で１５年目を迎えますが、当初は秋季限定販売でした。数年間、販売を続けているうちにお客様から「通年販売できないか」との声が大きくなり、期待に応えるかたちで通年販売することにしました。
中の芋餡はつなぎで白餡を若干使っておりますが、ほぼ蒸したさつま芋を使用、そしてそれを裏ごして、砂糖とバターの風味を加えて練り上げたリッチな配合でありながら、どこか懐かしい味わいの芋餡となっております。
勿論ペーストなどは使わずに、生のさつま芋を蒸して粗めに裏ごしして、つぶつぶ感を残しています。
この”芋ドーナツ”は実演販売用に開発！！
お菓子にはある程度時間がたった方が美味しいものと、出来立てが美味しいものと大きく２つに分かれると私は思っております。栗まんじゅうなどに代表される焼き物は時間がたった方がしっとりして美味しいと思いますし、蒸したまんじゅうは出来たてが美味しいのではないかと感じます。
この”芋ドーナツ”はどちらなのか？ それは間違いなく前者、出来立てが美味しいです。なぜならこの”芋ドーナツ”は実演用に開発したお菓子だからです。
芋あんをドーナツ生地で包み、約１８０℃の油風呂に入浴させます。
入浴後・・・ 外はサクサク、中の芋あんは程よい温かさとやわらかさ、この出来立て”芋ドーナツ”羽二重旦那のオススメです。残念ながらまだ実演販売は実現しておりませんが、実演でなくても出来立てを食べて頂けるように考えていきたい思っております。
こんな事を書いておきながら、「冷めた”芋ドーナツ”もオススメですよ」、そんな説得力のない言葉が結びとなってしまった今日の羽二重旦那の日記でした。
あわせて、
美しい羽二重餅をつくる職人のお店、山田桂月堂のウェブショップもご覧ください。
