クリスマスケーキ商戦は夏から

いちご

羽二重旦那でございます、本日もよろしくお願いいたします。ハロウィンも間近になり、どこもかしこもハロウィン一色ですね。テレビの報道などでは経済効果はバレンタインやクリスマスをしのぐ勢いとの事、ついこないだまでハロウィンとは無縁でしたが、ここ何年かは大館にもハロウィンが浸透してきたと実感します。ハロウィンの話は後日にして、今日はクリスマス商戦についてお話したいと思います。

わが山田桂月堂でも今の店頭販売は和菓子だけですが、むかしケーキも売っていたなごりからバースデーケーキとクリスマスケーキは受注販売しています。特にクリスマスケーキは力を入れています。ご存知ですか? クリスマスケーキの上にのっているメレンゲのサンタクロースなどクリスマスケーキにしか使わない飾りは夏頃に注文しないといけないんです。ケーキの箱も同様です。理由としては、ロスを少なくする事と一気に大量の受注となった場合対応しきれないからと思われますが、菓子屋にとってはあまり有り難くないはなしです。クリスマスケーキの注文がまだ確定していないなか、見込みで発注しなければいけないからです。その様なことから菓子屋のクリスマス商戦は夏から始まっているのです(半分ばくちのようなものです)。

クリスマス時期には、いちごの値段が高騰!

いちご

クリスマスの時期にはいちごの値段も高騰します、一番高いときには1パック1800円でした、1パック25粒くらいなので1粒72円ですか!! そのような逆行にもめげず、私達菓子店はクリスマスケーキの販売をしております。コンビニや大手量販店の参入により近年は大苦戦ですが、今一度ご一考願いたく綴ってみました。ケーキはあしのはやい物なので作った所から近いところで購入するのが最適です。冷凍、搬送技術が発達した今でもフレッシュ感は、やはり製造元の菓子店、いわゆるまちのお菓子屋さんにはかなわないはずです。その店独特のぬくもりもあるはずです。そのような理由から皆様には、クリスマスケーキはまちのお菓子屋さんで購入する事を推奨します。

そんな長~い独り言をつぶやく今日の羽二重旦那でした。


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