山田桂月堂の羽二重旦那オススメ ハチの足あと1

山田桂月堂 店舗外観

先日の共同開発商品の打ち合わせの中で、パッケージの話もでました。お菓子を入れる袋などですが、銘菓として売り出すためには、パッケージのデザインは中に入るお菓子と同じくらい重要だと私は思います。その話で、そういえばと思い出した事がありました。私羽二重旦那が大館銘菓として、商品企画、パッケージデザインなど、最初から最後まで取り組んだ”ハチの足あと”という商品の事です。

今日は”ハチの足あと”の誕生までのお話をさせていただきます。

ハチの足あとは秋田わか杉国体の惨敗から誕生

平成19年秋田県で国体が開かれました。大館市もバレーボールなど何種目かが開催される事になります。県外から人が沢山来るので、お土産ブースに山田桂月堂も出店する事にしました。当時は羽二重餅を中心に大館市内のお客様獲得に全力を注いでいた為、土産用のお菓子は手薄な状況でした。運送、冷凍技術が発達した現在でもやはり、常温で持ち運べて日持ちがするものをお客様多数はもとめます。

それでも、そこそこは売れるだろうとたかをくくっていた羽二重旦那は見事に打ちのめされました。他の菓子店のパッケージにこだわった物などは飛ぶように売れる中、昔ながらの山田桂月堂の土産用菓子はさっぱり売れませんでした。悔しい思い、努力、勉強不足、すべてにおいて反省しなければと考えさせられました。

そして、大館銘菓作りに真剣に取り組もうと思いました。しかしその時が来るまでは、もう少し時間がかかってしまいます。今思い起こせば、思い立ったら吉日という言葉の様に、感じた瞬間に行動に移していたら・・・と反省する今日の山田桂月堂羽二重旦那でした。

<つづく>


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