羽二重旦那がクリスマスまで行う6つのルーティーン4つ目は、高校の同級生と年末年始に行う飲み会の人集めです。なんじゃそりゃ、と思われる方も多いかと思いますが、私にとっては大事な年中行事ですので、怒りを静めてしばしお付き合いください。
多感な時期を共にすごした仲間たちは羽二重旦那の貴重な財産です
自己紹介の中でも述べましたが、多感な時期を共にすごした高校時代の仲間たちとは今でも強い絆で結ばれています。帰省の際には山田桂月堂によってお菓子を購入してくれます、そして私が地元で店を続けている事を喜んでくれ、困ったときにはいろんな面で支援してもらいました。そんな仲間たちが大館に帰省した時は地元に住んでる我々が”おもてなし”しなければと考えます。
また大館に帰って来たいと思ってもらいたい
毎年お盆と正月皆勤賞の友人もいますが、2年に1回とか3年に1回しか帰って来ない友人も多くいます。色んな事情があるとは思いますが、単純に帰省で楽しい思いをすれば帰ってくる頻度が増すと私は考えるのです。もう大館で暮らすことがない友人にも郷土愛はもってもらいたい。
そのためには、大館にまた来たいと思ってもらう様、楽しい思い出をその胸に刻み付けたいのです。やはり気の合った仲間が多く集まった方が楽しいはずです。その為、この時期は楽しい場を作れるよう早めの時期から地元の仲間に声をかけ、帰省した仲間たちが気持ちよく大館から現在住んでいる土地へ帰れる様、尽力します。
年末年始、菓子屋にとっては忙しい時期ですが、自分を支えてくれている仲間たちの為にもこれだけは続けなければいけない大切なルーティーンなのです。
「かずひと、友達っていいもんだぞ大切にしろよ」そんな祖父の言葉を思い起こす、山田桂月堂の羽二重旦那でした。
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