金のびょうぶに うつる灯をかすかにゆする春の風~♪
今日の羽二重旦那の日記は雛祭りには欠かせない、桜餅を紹介しますね、本日もよろしくお付き合い願います。
北海道は西日本?
以前のブログで秋田では焼き皮の長命寺桜餅が主流であると紹介しました。一部の地域をのぞいて大きく、西と東でわかれており、関西風が道明寺、関東風が長命寺となっております。ちなみに北海道は北前船で伝わった道明寺が主流らしいですね、北海道は何事においても独自の文化がありとても興味深いです、西にも東にも属さない地域なのでしょうか。
葉っぱは食べるか食べないか?
山田桂月堂では3月までは長命寺、4月に入ってから道明寺の販売を始めます。どちらの桜餅についてもお客様や知人に必ず質問されるのが、「桜餅の葉っぱは食べるか、食べないか?」というものです。
道明寺の場合は葉っぱが剝れにくいので、そのまま葉っぱと一緒に食べる方も多いと思います。しかしそんな理由でなく、桜餅の葉っぱを一緒に食べるのがマナーであると感じておられる方も多いのではないでしょうか?
でも安心して下さい、好きなように食べて良いのです。葉っぱを食べたければ食べて、食べたくなければ食べなくて良いのです。
葉っぱを食べなくても、桜餅に充分に桜葉の香りがついております。私羽二重旦那も葉っぱは食べませんし、そもそもお菓子は自分の好きなように食べて良いものだと思います。
お菓子は堅苦しく食べて欲しくないので”自分の食べ方がマナー”で良いと思うのです。そして雛祭りにいろんなお店の桜餅を食べ比べてみるのも羽二重旦那のオススメです。
雛デコも予約承り中の山田桂月堂でした。
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