端午の節句の柏餅は間違いなく日本の文化です

柏餅2015

以前、「不倫は文化だ」と発言し、物議をかもした「靴下を履かない某有名俳優」がおりましたが、柏餅を端午の節句に食べるのは間違いなく日本の文化であります。今日の羽二重餅の日記はくどいかも知れませんが、柏餅について綴らせて頂きますので、本日もよろしくお付き合い願います。

新芽が出るまで葉が落ちない!!

以前のブログでも紹介しましたが・・・

柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだものと言われております。端午の節句に柏餅を食べるという文化は、江戸時代に始まったようですが、上新粉(うるち米の粉)が原料なのに、高価なもち米を使ったように「柏餅」と名付けたのは、武士の見栄とも言われているようですね。

現在のように医療や医薬品が整っていない時代にうまれた歴史のある和菓子であり、間違いなく日本の文化の一部となっております。

山田桂月堂のみそ餡はの西京みそを使用するのがミソ!!

柏餅といえば、白がこしあん、ピンクがみそあんのパターンが一般的ですね。

山田桂月堂柏餅白2016

上の写真がこしあんの柏餅です。

柏餅みそ餡

上がみそあんの柏餅ですが、山田桂月堂のみそあんは秋田の味噌ではなく西京みそを使用しております。理由は秋田の味噌は塩分が強いため、塩分の少ない西京みそを使っているのです。

好みだとは思いますが、私はこちらの方が好きで、「西京みそ」を使うのが山田桂月堂の柏餅のミソでもあります(笑)

さあ明日は端午の節句、江戸の武家社会に思いを馳せながら柏餅をいただいてみるというのはいかがでしょうか?その際にはしつこいようですが、まちのお菓子屋さんからのご購入が羽二重旦那のオススメです。

柏葉の香りがしみわたった「柏餅」が小さい頃から大好きな山田桂月堂の羽二重旦那でした。


あわせて、
Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*