山田桂月堂 羽二重旦那の自己紹介5

清水寺

いよいよ高校入学、高校編は以前に母校同窓会の会報に掲載した文をそのまま転用させていただきます。

高校時代の思い出

平成という新しい時代の幕開け、そして消費税導入、まさに時代の転換期に入学して来たのが28期生の私達でした。新しい学校生活に胸を躍らされていましたが、入学直後の応援歌練習での洗礼によって期待が不安へと変わっていったことを記憶しています。どういう訳か先輩達が自分から離れず、叫ぶ練習をさせられ、しまいには音痴と言われホント困りました(笑) まあ今となってはこれもいい思い出の一つです。もう一つ入学して驚いたのが、商業科目の授業の多さでした。そろばん位しか想像していなかった私にとっては不安がより一層強くなりました。その反面、新しい友人達との出逢いもあったりで楽しい部分もあった入学当初でした。

2年生にはビックイベントの修学旅行がありました。頭にトサカをかぶり、へそが出そうな学生服、足が2本入る様なズボンをはいて「いざ京都へ」と向かいましたが、そのスタイルは京都ではすでに昭和のものでした(笑)当時担任だった先生には修学旅行中、朝から晩までピッタリマークされマークを振り切ろうと頑張りましたが、振り切れず、最後は、あきらめて担任の先生と一緒に麻雀をしたなあ。勿論お金は賭けずに・・・・・・・

清水寺

大商祭、体育祭など楽しい思い出も沢山ありますが、私の高校時代の中での一番の思い出は年に一度、訳あって学校に行けなかったり、個室で一人で一日過ごした日々です。その間校内の清掃やグラウンドの草むしりなどもしました。28期生の中では学校清掃には一番貢献したと自負しております(笑)

そんな高校時代でしたので先生方には大変ご迷惑をおかけしました。今現在、曲がりなりにもこうしていられるのは、先生方をはじめ高校時代に出逢えた沢山の友人達のお陰に他ならないと感じています。そして、社会に出てからも沢山の大商OBの方々に支えてもらっています。今度は逆に自分が大商や国際情報の後輩達の為に少しでも力を貸せる様、精進していきたいと思います。

いつまでも大商魂を忘れずに・・・・・・。    (28期 山田暦人)

※大商=秋田県立大館商業高等学校   秋田県立大館商業高等学校を母体に2005年度秋田県立大館国際情報学院が開校の為同窓会はそのまま継続。

と・・・こんな感じのチョ~中途半端な高校生活でしたが、唯一、多感な時期を共に過ごした友人達との絆を深める事には、一生懸命頑張りました。そして、その時の友人達にその後、人生最大の窮地を救って貰うことになりますが、その話は時期をみてお話したいと思います。

祖父が生前よく言っていました、「かずひと、友達って良いもんだぞ大切にしろよ」と・・・その言葉を実感する42歳この頃であります。

〈つづく〉


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